オピネルナイフカスタマイズ

どうも、以前購入したオピネルナイフの改造を行いましたのでご覧ください。

多分去年の10月くらいのことです。

 

オピネルの定番カスタム、オイル漬けです

というのもオピネルのハンドルは水を吸いやすいブナ製。工夫しなければ洗ったときに水を吸って膨張、刃の折り畳みがし辛くなります。

使う油は乾性油。乾燥すると水を弾くコーティングになります。

※なお、乾性油は乾燥時に熱を発します。拭くのに使ったティッシュ等は表面積が大きく、酸化熱での発火もありえるので水にドボンと沈めて捨てましょう。
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ほんとはクルミ油か亜麻仁油がいいんですけどね…オレイン酸のヒマワリ油は半乾性油だって後から知ったぜ…


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丸1日漬け込みます


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油から出して、木の断面から余計な油を抜きます。

しっかり数週間乾燥させるなら簡単に拭いて金属製のバットかなにかに放置してもいいかもしれないですね。


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さてここからちょっと手をかけていきます。

バーナーで刃を炙って変色させます。

(これは単純に見た目重視)


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グリップを握りにくかったので紙ヤスリで若干削りました。凹凸をなくして少し平たくしました。

ついでに水分を吸って膨張すると刃の動きが悪くなるので少し溝を削っておきます。

個人的にはゆるゆる過ぎると怖いのでそのあたりは上手く調節してます。


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そして焼く!

このためにバーナー欲しかったんですよねー。

ちなみに最近ではもっぱらチーズ炙り用です。


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全体を炙って紙やすりと耐水ペーパーで磨きます。

※この時金具が付いている部分を炙らないようにしてください。

蒸発、収縮して金具がガバガバになりました…


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なんということでしょう!

まるで使い込まれたかのような深いブラウンのグリップが目を引きます!


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ブレードも経年劣化したような佇まい…


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なんかドングリみたいないい艶です。